こんにちは、ぞうです!
loxodon
5月31日、中野屋さんの2周年記念イベントである、
『モダンマスターズ2015年版』シールド戦に参加してきました!

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購入した『モダマス2』、6パック。煮えたぎる地獄の釜のようなもんである。



GP千葉と同時期であるだけに、長崎住まいのMTGプレイヤーにとっては
「グランプリ中野屋」とも言えた今大会。
参加しさえすれば『モダマス』を開封できるお祭り的な側面もあると同時に、
やる以上は勝ちたいという、競技者の性を抱えながら挑むことに。

そんな想いがあったかあらずか今となっては知る由もありませんが、
僕程度のプレイヤー魂など、『モダマス』という悪魔の前には
ひどく簡単に揺さぶられてしまうのでした。

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大体、周りが終止こんなテンションだし。写真に応えてくれたのは、まめおさんとじむさん。

やはりシールド戦とは言え、相手が『モダンマスターズ』。
封入されているカードの難しさも然ることながら、最大の敵は周囲の熱気。

「誰が何を引き当てるのか!?」
『モダマス』で行うシールド戦においては
ゲームが始まるより、デッキを組むより前に、開封することがクライマックス。

合計2ボックスの地獄の釜の蓋を16人で開け放つ魔の共同作業。
時を待たずして、僕もその空気に飲まれていくことになるのでした。



まず、1パック目。幸先良く、《原始のタイタン》からスタート。

mm2_原始のタイタン

間違いなく今日一番のレアを引いたと確信。
これでデッキを組んで一日遊び倒し、タイタンを持って帰路について、
これをネタに記事を書くのだと思っていました。

2パック目は《黙示録のハイドラ》。

mm2_黙示録のハイドラ

早くもデッキの方針を固め始める引き。タイタンと合わせて、
緑のファッティを叩きつける、僕好みのデッキになるなと歓喜。

3パック目、《萎れ葉のしもべ》。

mm2_萎れ葉のしもべ

「こないだ買ってたよね?」などと周りから茶化されはするが嬉しい。
シンボル濃いめだからハイドラの赤がタッチでナヤかな、と色が増え始める。

4パック目、《欠片の双子》。

mm2_欠片の双子

3枚目の高額レアに周囲の視線が集まり始める。
タイタンにつけるだけでデッキの土地が枯渇するほど引っ張れる。
赤緑を使うのは確定になった瞬間でした。

5パック目、レアは《夜明けの宝冠》。

mm2_夜明けの宝冠

「双子とセットじゃん、使おう(笑」と無茶ぶりをされ、
それも無くはないかと錯乱しつつ、FOILを確認。

mm2_鏡割りのキキジキ

《キキジキ》である。
さっきまで「今日は余裕を持って帰れますね~」と和やかだった友人が、
「今日は生きて帰れると思うなよ」に変貌したと思う。劇的ビフォーアフター。
これでもタイタンをコピーできる。タイタン祭だ、ワッショイワッショイ。

そして最後のパック。
あとは色が合えばいいな、程度に考えていました。

mm2_謎めいた命令

現実は非情。《謎めいた命令》である。
多くの意味で非情。ヘイトが集まりすぎて手持ちのカードプールが
周りに漏出しまくっている。やっぱり青いからか。



というわけで、興奮しきりのパック開封を経てデッキ構築。
「もう全部使え!」と煽られるので、なるべくレアは使う方針に。

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改めて見て、なんでもできそうなカードプール。

ティムール@2015/05/31 MM2シールドin中野屋・長崎
7:《島/Island》
4:《山/Mountain》
2:《森/Forest》
2:《ラクドスの肉儀場/Rakdos Carnarium》
1:《ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm》
1:《進化する未開地/Evolving Wilds》
-土地 17

2:《かき鳴らし鳥/Thrummingbird》
2:《魂光りの炎族/Soulbright Flamekin》
1:《嵐血の狂戦士/Stormblood Berserker》
1:《巣の侵略者/Nest Invader》
1:《黙示録のハイドラ/Apocalypse Hydra》
2:《ヴィグの移植術師/Vigean Graftmage》
1:《アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger》
1:《コジレックの捕食者/Kozilek's Predator》
1:《熟考漂い/Mulldrifter》
1:《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
1:《原始のタイタン/Primeval Titan》
1:《ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher》
-クリーチャー 15
1:《皮剥ぎの鞘/Flayer Husk》
1:《太陽の宝球/Sphere of the Suns》
1:《時間の把握/Telling Time》
1:《苦悶のねじれ/Agony Warp》
1:《四肢切断/Dismember》
1:《転倒の磁石/Tumble Magnet》
1:《欠片の双子/Splinter Twin》
1:《謎めいた命令/Cryptic Command》
-その他の呪文 8

1:《隔離する活力/Sundering Vitae》
-サイドボード

少々無理やりではあるものの、使えるレアはほぼ投入。
シンボルの濃い赤青に寄せて構築したものの、
やはり《謎めいた命令》が全てを狂わせた感は否めない。



 対戦結果

参加者16名。
スイスドロー制で予選4回戦を行い、
その後上位8名によるシングルエリミネーション。

1回戦 xx- vs.Dragon.Tさん アブザン
2回戦 oo- vs.Kさん バント
3回戦 xx- vs.じむさん ボロス
4回戦 oo- vs.Iさん 白青親和

2勝2敗、惜しくも予選9位止まり。
負けたゲームは土地が詰まったか、引き過ぎただけの、
リミテッド戦特有の負け方をしただけなので、余計に悔しさが残ります。

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真剣勝負の一幕。おや・・・、手札のそれは5色の・・・?



というわけで、上位に進出することは叶いませんでしたが、
充実の『モダマス』リミテッド!満喫してきました!
冷静になっていれば、もう少し安定したデッキを組めていた気もします(笑

いつものように、上位3名のデッキレシピをお預かりしていますので、
後ほどお伝え致します!

中野屋2周年記念『MM2』シールド戦参加レポ!でした!
(=゚ω゚)ノ いじょう!