こんにちは、ぞうです!
zousan
昨日から引き続き、「部族モダン」のデッキを組んでいきます!とりあえず、『ゲートウォッチの誓い』のスポイラーが始まるくらいまでの予定です!

ぞうさんちの「部族モダン」のルールはこちら!
http://gwzousan.blog.jp/archives/48666644.html

mrd_鋼の壁

初回が手堅い部族だったので、2回目は難しそうなものを!
という、ワケで「壁/Wall」をチョイス致しました! 


 部族の特徴

「壁」のサブタイプを持つカードはすべてクリーチャーであり、そのすべてが攻撃に参加できない「防衛」を能力として持ちます。要するに書いて字の如く、壁の役割を全うするために生まれてきたクリーチャーたちです。というか、クリーチャーと呼ぶのもあやしいものが多いです。壁ですので。

m15_根囲いの壁

モダンで使用可能な壁・クリーチャーは全45種類。5つの色それぞれに分布しており、個性豊かに様々な能力を持ちますが、基本的に共通してパワーが低く、タフネスが高く設定されています。戦線を切り拓くよりも、維持することを得意とする部族であり、単一での勝利方法はあまり持ちません。

m15_巨大戦車

しかし、カードプールを見渡すと、《巨大戦車/Juggernaut》の「壁によってはブロックされない」などのように「壁」に関する能力を持ったカードも存在しており、攻撃手段に乏しい「壁」デッキにおいては大いに戦線の突破口として活躍してくれそうです。決して文字の大きいフレイバーテキストではないのです。



 サンプルデッキ

20151205a
ボロス・ローリング・ストーンズ
2:《平地/Plains》
3:《山/Mountain》
4:《乾燥台地/Arid Mesa》
4:《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
3:《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
2:《岩だらけの大草原/Rugged Prairie》
4:《凱旋の神殿/Temple of Triumph》
1:《処刑者の要塞/Slayers' Stronghold》
-土地 23

2:《鋼の壁/Steel Wall》
4:《燃えがらの壁/Cinder Wall》
4:《前兆の壁/Wall of Omens》
4:《ジェスカイのバリケード/Jeskai Barricade》
4:《松明の壁/Wall of Torches》
4:《霊気炎の壁/AEtherflame Wall》
3:《炎の壁/Wall of Fire》
2:《戦闘塁壁/Battle Rampart》
2:《巨大戦車/Juggernaut》
4:《太陽の網/Sunweb》
-クリーチャー 33
4:《ローリング・ストーンズ/Rolling Stones》
-その他の呪文 4

2:《鋼の壁/Steel Wall》
4:《精油の壁/Wall of Essence》
4:《大聖堂の皮膜/Cathedral Membrane》
2:《ドワーフ爆破作業班/Dwarven Demolition Team》
2:《巨大戦車/Juggernaut》
1:《包囲ドラゴン/Siege Dragon》
-サイドボード 15

散々できないと煽っておいて壁で殴るデッキ!【ローリング・ストーンズ】です!

壁・クリーチャーの「防衛」を無視して攻撃に参加できるようにするエンチャント、《ローリング・ストーンズ/Rolling Stones》を使用して、持久力と攻撃力を両立しようというデッキ。しかし、攻撃に参加できてもパワーがゼロでは意味がありませんので、赤特有の軽くてパワーが高い壁や、「火吹き」能力を持つ壁を採用して攻撃力を高めていきます。

cns_燃えがらの壁

《ローリング・ストーンズ》の影響下では《松明の壁/Wall of Torches》は2マナ・4/1。《燃えがらの壁/Cinder Wall》は1マナ・3/3。《太陽の網/Sunweb》に至っては、なんと4マナ・5/6・飛行です。

roe_前兆の壁frf_ジェスカイのバリケード

それもこれも、《ローリング・ストーンズ》を手札に引き込まなければ泡沫の夢なので、ドローソースとして《前兆の壁/Wall of Omens》を、これを使い回すために《ジェスカイのバリケード/Jeskai Barricade》を除去回避もかねて採用します。これらは不足しているノンクリーチャー呪文の穴埋めとして扱っています。

m15_包囲ドラゴン

サイドボードには洒落のようなカードが散見していますが、《包囲ドラゴン/Siege Dragon》辺りはもしかしたら役に立つ場面もあるかもしれません。早いデッキには《精油の壁/Wall of Essence》のライフゲインや、除去として牽制をかける《大聖堂の皮膜/Cathedral Membrane》を入れて対処します。この辺りはそれなりに真面目ですね。

土地配分はやはり適当です。「火吹き」能力のために《岩だらけの大草原/Rugged Prairie》を採用して、《平地》の白マナを赤2つにできる配慮をした程度でしょうか。



 その他、気になったカード

mrd_精神の皮膜
精神の皮膜/Psychic Membrane
ブロックに参加すると1ドロー。とてもステキなことが書いてある3マナの壁。戦闘で破壊されそうなときも、ドローした後で《ジェスカイのバリケード》によって手札に戻してしまえばいいので、青を触るのも面白そうです。

m15_肢体の壁
肢体の壁/Wall of Limbs
壁にしては珍しく明確な勝ち手段が書いてあるカード。白と組み合わせるとライフを得る手段を獲得できるので、勝ち筋を追加する意味ではギリギリ考慮できそう。

mrd_血の壁
血の壁/Wall of Blood
こちらも黒いカード。パンプアップにライフが必要ですが、マナを要求しないので、やはりライフゲインを組み合わせると真価を発揮しそうです。《崇敬の壁/Wall of Reverence》と並ぶと、ターン終了時に《血の壁》のパワー分のライフを得ることができるため半ば永久機関。



部族モダンに挑戦!壁編!でした!
(=゚ω゚)ノ いじょう!