こんにちは、ぞうです!
zousan
引き続き、『ゲートウォッチの誓い』のスポイラーを眺めていきます!

プレビューさせて頂いたカードの一覧はこちら

参考:
『ゲートウォッチの誓い』カードギャラリー
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/ja_oathofthegatewatch


 お前が象になるんだよ!


ogw_牙の贈り物牙の贈り物 (U)
インスタント:アンコモン

クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それはすべての能力を失うとともに基本のパワーとタフネスが3/3の緑の象になる。

《牙の贈り物/Gift of Tusks》
クリーチャー1体を象にする1マナのインスタント。

蛙変化/Turn to Frog》の亜種であり、高いパワーや厄介な能力を持つ相手のクリーチャーを一時的に鎮めることが可能。「飛行」を持つクリーチャーをブロックできるようにしたり、といった使い方になりますが、変化後は能力こそ失ってはいるものの、そこそこのサイズになってしまうので使う相手は見極めたいところ。

逆に自分のクリーチャーのサイズを一時的に上昇させることもでき、こちらは《蛙変化》ではできない芸当。能力を失わせるので、「防衛」を持つ壁役のクリーチャーを攻撃に参加させることだって出来てしまいます。青単色から緑のクリーチャーを用意できるのも見逃せない点であり、除去にこそならないものの《猿術/Pongify》のような雰囲気もある1枚です。

ogw_思考刈り思考刈り (3)(U)
クリーチャー-エルドラージ・ドローン:アンコモン

欠色
飛行
あなたが無色の呪文を1つ唱えるたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを追放する。

2/4

《思考刈り/Thought Harvester》
「欠色」を持つ、4マナ・2/4・飛行のエルドラージ・ドローン。

まずまずのサイズの「飛行」持ちであり、リミテッド戦では貴重なクロック源。「嚥下」能力は持ちませんが、代わりに無色の呪文を唱えるだけでそれと同じ効果を得ることができ、先に登場している「昇華者」たちとは相性抜群。まず、「昇華者」であるエルドラージを唱えることで相手のライブラリーが追放され、そして「昇華者」の「追放領域から対戦相手のカードを墓地に置いてもよい」は対象を取らないため、「戦場に出たとき」はもちろん、「唱えたとき」に誘発する「昇華者」能力であっても、求められる枚数さえ満たしていれば適用することができるのです。(スタックする順番には注意。)こうして見ていると構築戦でもチャンスがありそうな気がしてきますね。

ogw_虚空の粉砕虚空の粉砕 (1)(U)(U)
インスタント:アンコモン

欠色
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。これによりその呪文が打ち消されたなら、それをオーナーの墓地に置く代わりに追放する。

《虚空の粉砕/Void Shatter》
「欠色」が付いた《雲散霧消/Dissipate》。

「欠色」を持つカードのメリットは、「色対策が効かなくなったこと」と「無色の呪文やカードに対するサポートを受けられること」。スタンダードで受けられる恩恵は少ないですが、いつかまた注目されることもあるかもしれません。他の無色の打ち消し同様、「昇華者」の手助けをしたり、相手の「探査」や《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy》の能力を邪魔したりと環境柄使い所はありそう。《呪文萎れ/Spell Shrivel》と比べるとシンボルが濃いものの、確定カウンターであるところが重要ですね。

ogw_水脈の乱動水脈の乱動 (5)(U)(U)
ソーサリー:アンコモン

対戦相手がコントロールするクリーチャー最大2体とプレイヤー1人を対象とする。それらのクリーチャーをオーナーの手札に戻す。その対象になったプレイヤーはカードを2枚引く。

《水脈の乱動/Roiling Waters》
バウンスとドローを行う、7マナのソーサリー。

できることは非常に多いのですが、激烈に重いので一人では唱えた後にはマナが枯渇してしまい、引いたカードも満足に使うことができません。しかし、他に仲間がいるのなら話は別。そう、「双頭巨人戦」でチームメイトの活路を開くために唱えましょう。きっと勝利の決め手となる筈です。

ogw_掃き飛ばし掃き飛ばし (2)(U)
インスタント:コモン

クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。そのクリーチャーが攻撃しているなら、あなたは代わりにそれをオーナーのライブラリーの一番上に置いてもよい。

《掃き飛ばし/Sweep Away》

クリーチャーをバウンスする3マナのインスタント。

インスタントで手札に戻せるだけでも強力なのですが、攻撃クリーチャーに使用した場合はより強力なデッキトップへのバウンスとなり、テンポも奪えるようになる優良コモン。

ogw_ウマーラの絡め捕りウマーラの絡め捕り (1)(U)
クリーチャー-マーフォーク・ならず者・同盟者:コモン

果敢

2/1

《ウマーラの絡め捕り/Umara Entangler》

2マナ・2/1・果敢のマーフォーク・同盟者。

コモンだけにあっさりとした能力ですが、青の軽量クリーチャーに「果敢」が付くと厄介なのは過去のカードを見るに明らか。パワーも2なのでダメージ源として申し分なく、リミテッド戦でも主要カードとなりそうです。

ogw_一致団結一致団結 (3)(U)
インスタント:アンコモン

支援2を行う。(クリーチャーを最大2体対象とし、それらの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。)
あなたがコントロールする+1/+1カウンターが置かれている各クリーチャーをそれぞれアンタップする。

《一致団結/Unity of Purpose》
「支援」を行い、クリーチャーをアンタップさせる4マナのインスタント。

単発でも最大2体のクリーチャーをアンタップさせ、永続的な+1/+1の強化を与える青っぽくない青いカード。コンバット・トリックとして非常に優秀であるほか、「覚醒」などでカウンターが置かれた土地もアンタップするので、唱えた後にマナを残せる状況を作り出すことも。シンボルも薄くて唱えやすいので、ドラフト戦では優先して確保したい1枚。



青のカードあれこれ・3!青のカードは最後まで強め!
でした!

(=゚ω゚)ノ いじょう!