こんにちは、ぞうです!
zousan
引き続き、新セット『異界月』に収録のカードをご紹介していきます!

今回は公式カードギャラリーにて、2016/06/28に公開されたカードをチェックしていきます!

紹介させて頂いたカードの一覧
http://gwzousan.blog.jp/archives/62021880.html

参考リンク:
『異界月』公式カードイメージギャラリー
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/eldritch-moon


 正統派美女、サリア

emn_神聖な協力神聖な協力 (1)(W)
インスタント:アンコモン

増呪 (2)
以下から1つ以上を選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは4点のライフを得る。
・クリーチャー最大2体を対象とし、それらをアンタップする。
・対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは攻撃クリーチャー1体を生け贄に捧げる。

《神聖な協力/Blessed Alliance》

3つのモードを持つ、「増呪」コスト付きのインスタント。
どのモードもそれなりに扱いやすく、2マナでそれらを使い分けできるだけでも優秀。4マナ、6マナにすることによって、より多くの効果を得られるようにはなりますが、その分だけ隙も大きくなりますので「増呪」するかは見極めが大切ですね。

クリーチャー除去のように使える下2つのモードに加えて、ライフを得るモードが備わっているのも重要で、元来サイドボードに用意していた速攻デッキやバーンへの対策を、メインボードに違和感なく差し込めるようになったことでサイドの枠をより広く使うことができるようになりますし、「赤単はサイド後から・・・」と諦めていたプレイヤーへの光明ともなるのではないでしょうか。



emn_異端聖戦士、サリア異端聖戦士、サリア (2)(W)
伝説のクリーチャー-人間・兵士:レア

先制攻撃
対戦相手がコントロールする、クリーチャーと基本でない土地はタップ状態で戦場に出る。

3/2

《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》

対戦相手のみに強烈な制限を強いる、3マナ・3/2の伝説のクリーチャー。
この《サリア》の登場で多色のクリーチャーデッキは頭を抱えることになりそう。《集合した中隊/Collected Company》さえも少なくとも呼び出したクリーチャーをそのターンに動かすことが難しくなってしまうため、その働きぶりに翳りが見えそうですが、《サリア》本人も《集合した中隊》から登場するため、「やっぱりカンパニーは強かった!」ということも。

基本でない土地に対する制限も非常に強力で、環境に存在するレアの土地はことごとくアンコモン並の性能に。《進化する未開地/Evolving Wilds》に至っては更に悲惨で、タップインからタップインと大幅なテンポロスになってしまいます。

逞しくも麗しき彼女の登場により、マジックは基本土地多めの単色環境に傾くのか。それとも、土地がタップインでも構わない重コントロールの環境へと変化していくのか。「スタンダード」のみならずプレイ環境の動きに注目ですね。



emn_サリアの槍騎兵サリアの槍騎兵 (3)(W)(W)
クリーチャー-人間・騎士:レア

先制攻撃
サリアの槍騎兵が戦場に出たとき、あなたはライブラリーから伝説のカード1枚を探してもよい。そうしたなら、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。

4/4

《サリアの槍騎兵/Thalia's Lancers》

5マナ・4/4・先制攻撃の人間・騎士。
戦場に出たときに、ライブラリーから伝説のカードを手札に加えることができるので、とりあえずリミテッド戦では貴重な切り札を探すために常に採用候補。本体もフィニッシャーになり得るサイズなので、相手を追い詰めていく段階でも強いですね。

また、探せる伝説のカードはクリーチャーに限らないので、それらがキーカードになっているデッキに忍ばせておくとピンポイントなサーチカードとして役に立つかもしれません。マナ・コストを考えると「統率者戦」が主になりそうですが、5マナ程度であれば唱えられる範囲ですし、リアニメイトやブリンクでも誘発するので採用を考えられる機会は多そうです。



emn_身分泥棒身分泥棒 (2)(U)(U)
クリーチャー-多相の戦士:レア

身分泥棒が攻撃したとき、他のトークンでないクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれを追放してもよい。そうしたなら、ターン終了時まで、身分泥棒はそのクリーチャーのコピーになる。次の終了ステップの開始時に、その追放されたカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。

0/3

《身分泥棒/Identity Thief》

攻撃時に他のトークンでないクリーチャーのコピーになる多相の戦士。
コピーの対象を一旦追放することを利用すれば、相手のクリーチャーを排除することもできますし、自分のクリーチャーを対象にして能力を再利用したりと色々なシナジーが期待できますね。

戻ってくるタイミングで《神聖なる月光/Hallowed Moonlight》を使ってあげるのも面白いかもしれません。



emn_非実体化非実体化 (1)(U)
インスタント:アンコモン

呪文1つかクリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。

《非実体化/Unsubstantiate》


呪文かクリーチャーを対象に取れる、2マナのバウンス。
打ち消しとは違い手札に戻してしまうため、再度唱える機会を与えてしまうのが難点ですが、「打ち消されない」効果を持つ呪文に対しても有効なのがメリット。また、タイミングさえ合えば「呪禁」や「被覆」を持つパーマネントも着地する前にバウンスしてしまえますね。

スタック上の呪文が解決される前にスタックを離れた場合、それは打ち消されるわけではありませんが、解決されません。《非実体化》は、スタック上の呪文を手札に戻すことで解決前にスタックから取り除き、それを妨害するカードなのです。



emn_墓地からの徴用墓地からの徴用 (1)(B)
ソーサリー:コモン

あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。それがゾンビ・カードであるなら、カードを1枚引く。

《墓地からの徴用/Cemetery Recruitment》


ゾンビを戻せばドローもできる《死者再生/Raise Dead》。2マナになったこと以外はメリットが増えていい感じです。 
同ブロック内にある《死の円舞曲/Macabre Waltz》と比べると、「マッドネス」と組み合わせられない点で劣りますが、逆にそれを意識せずともメリットを得られる点で勝ります。どちらもただ使った場合に増減する手札はありませんので、自分のデッキと相性の良い方を採用しましょう。



《神聖な協力》《異端聖戦士、サリア》など、公式カードギャラリーより!!
でした!

(=゚ω゚)ノ いじょう!