こんにちは、ぞうです!
zousan
引き続き、新セット『異界月』に収録のカードをご紹介していきます!

今回は公式カードギャラリーにて、2016/07/04に公開されたカードをチェックしていきます!

紹介させて頂いたカードの一覧

http://gwzousan.blog.jp/archives/62021880.html

参考リンク:
『異界月』公式カードイメージギャラリー
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/eldritch-moon


 おタミさんは一番最後

emn_安らぎ安らぎ (1)(W)
エンチャント:アンコモン

(W),カード1枚を捨てる:あなたは3点のライフを得る。

《安らぎ/Peace of Mind》


『第9版』や『エクソダス』でも収録されていた2マナのエンチャント。
手札1枚を引き換えに3点のライフを得ることができ、『イニストラードを覆う影ブロック』では「マッドネス」を持つカードを捨てるためにも利用できてしまいます。

継続的に使用でき、少なくとも余った土地をライフにできるので、コントロール系のデッキでの活躍も見込め、《床下から/From Under the Floorboards》や《教団の歓迎/Welcome to the Fold》などの大きなマッドネス・コストを払ってこそ真価を発揮するカードの活躍の場も広がるかもしれません。



emn_流城の密教信者流城の密教信者 (2)(R)
クリーチャー-吸血鬼・ホラー:レア

トランプル
流城の密教信者がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
マッドネス (1)(R)

3/2

《流城の密教信者/Stromkirk Occultist》

3マナ・3/2・トランプルに「マッドネス」が付いているので、クリーチャーを中心に「マッドネス」を使用するデッキでなら採用を検討できそう。リミテッド戦であれば明らかに同マナ域のカードより強いはずです。

2つ目の能力は、特に「マッドネス」をサポートしてくれたりという訳ではありませんが、「マッドネス」によって消耗した手札の代わりを作ってくれるので、都合が良いカードがめくれたら是非使いましょう。「トランプル」を持つことで誘発させやすくなっているのも良いですね。



emn_エムラクールの福音者エムラクールの福音者 (2)(G)
クリーチャー-人間・ホラー:レア

(T),エムラクールの福音者と、望む数の他のエルドラージでないクリーチャーを生け贄に捧げる:これにより生け贄に捧げられたクリーチャー1体につき、無色の3/2のエルドラージ・ホラー・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

3/2

《エムラクールの福音者/Emrakul's Evangel》

自身を含むクリーチャーをエルドラージに変化させてしまう、3マナの人間・ホラー。
まとめて生け贄にしてしまうので一度しか使えませんが、クリーチャーを死亡→生成を同時に行えるので、《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》を使うデッキの新たな主砲として期待できます。

元々、トークンを残す効果を持つ《膨れ鞘/Blisterpod》や《捕らわれの宿主/Carrier Thrall》を使えばトークンが倍出ますし、ローテーションした後も【ハスク】系のデッキは形を変えて残りそうな気がしますね!



emn_捕食捕食 (G)
ソーサリー:コモン

あなたがコントロールするクリーチャー1体とあなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。

《捕食/Prey Upon》


旧『イニストラード』にも収録されていた、「格闘」を行わせるソーサリー。
たったの1マナで得られるシンプルな効果が魅力であり、「接死」や「絆魂」と組み合わせて更に効果を高めることも可能。ソーサリーなのが弱点ですが、「スタンダード」への影響は如何なるものでしょうか。



第1面:

emn_ウルヴェンワルドに囚われしものウルヴェンワルドに囚われしもの (1)(G)
クリーチャー-狼男・ホラー:コモン

防衛
(T):あなたのマナ・プールに(G)を加える。
(5)(G)(G):ウルヴェンワルドに囚われしものを変身させる。

1/2
第2面:
emn_ウルヴェンワルドの忌まわしきものウルヴェンワルドの忌まわしきもの
クリーチャー-エルドラージ・狼男:コモン

(T):あなたのマナ・プールに(C)(C)を加える。

4/6

第1面:《ウルヴェンワルドに囚われしもの/Ulvenwald Captive》
第2面:《ウルヴェンワルドの忌まわしきもの/Ulvenwald Abomination》

最早おなじみとなった、起動能力によって「エルドラージ」に変身するタイプの「狼男」。

第1面は「防衛」こそ持ってはいますが、2マナ・1/2に加えてマナ能力を持ち、序盤を繋ぐのにはちょうど良いクリーチャー。「変身」には7マナも必要ですが、こちらはタップ能力ではないので自身が生んだマナを使えば実質6マナと考えることもできるでしょう。

変身後は「防衛」も失い、それなりのサイズにパワーアップ。相変わらずマナ能力を備えていますが、4/6もあれば自ら攻撃しにいくことも難しくはありません。更に生み出すマナの量は質こそ変われど増えているため、大量のマナを必要とするデッキの土地事故に対する保険としても採用できるかもしれません。逆にマナが伸びすぎたときにも攻撃手段として扱えるので、ダブルで保険が利いて良い感じですね。



emn_実地研究者、タミヨウ実地研究者、タミヨウ (1)(G)(W)(U)
プレインズウォーカー-タミヨウ:神話レア

+1:クリーチャー最大2体を対象とする。あなたの次のターンまで、対象としたクリーチャーが1体戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引く。
-2:土地でないパーマネント最大2つを対象とし、それらをタップする。それらは、それらのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
-7:カードを3枚引く。あなたは「あなたは、あなたの手札から土地でないカードを、それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。」を持つ紋章を得る。
忠誠度:4

《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》

緑白青の3色になった再登場した、プレインズウォーカー・タミヨウ。

まず、プラス能力は細かい違いこそありますが、ほぼ《戦士の教訓/Warriors' Lesson》。しかし、ソーサリー・タイミングで使わなければならないため、攻撃を通したいはずのクリーチャーが相手からの妨害を受けやすいのが難点。囮に使ったりと言った、ドロー以外のメリットも加味したいですね。
しかし、《戦士の教訓》とは違い、次の自分のターンまで効果が持続するのがポイント。戦闘ダメージであれば何でも構わないので、ブロッカーにするクリーチャーを対象に取り、チャンプブロックにドローを付けると言った動きもできるますね。
また、対戦相手のクリーチャーを対象にすることもできるため、逆に相手のブロックや攻撃にこちらがカードを引くデメリットを付けるといったことも可能。自分でクリーチャーをコントロールしていなくとも使えるのは大きな利点です。
(若干テキストを読み違えていましたので、加筆修整しました。)

2つ目はマイナス2で使えるアンタップ制限。《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》で持っていたプラス能力と似た効果ですが、土地は対象に取れなくなりました。代わりに最大2つまで対象が増えたので、一時的な妨害としての効果は非常に高くなりましたね。

最後はマイナス7で「紋章」を得る能力。ついでに雑に3枚引きます。彼女の「紋章」には、「あなたは、あなたの手札から土地でないカードを、それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。」と、メチャクチャなことが書いてあり、今しがた引いた3枚も即座にフリースペルとして使用可能。大抵は置いたら勝つでしょう。

マイナス能力の2連打でその場しのぎとして使うか、プラス能力でがんばってクリーチャーを押し通していくか、といった印象。「紋章」を置きたいのでなるべくプラス能力を使いたいところです。【バント中隊】もある環境なので、配色は特に問題ないでしょう!



《流城の密教信者》《実地研究者、タミヨウ》など、公式カードギャラリーより!!
でした!

(=゚ω゚)ノ いじょう!